ノルウェーのホテル・レストラン労働者全国ストライキを始める

Posted to the IUF website 16-May-2004





ノルウェーのホテル・レストラン労組HRAFは、２つの施設の職場を労働者が放棄した５月１２日に全国ストライキ行動を始めた。この部門の新全国協定を使用者が真剣に交渉することを拒否したことに対抗し、組合は、５月１５日土曜に争議行為を拡大する計画をした。これは１６００名の労働者がオスロ、ベルゲン、トロンへイムといった主要都市でストライキを始めるというものである。

組合員の約８０％が経営者協会の前回の提案を拒絶している。経営者協会は最終調停である３．５％の賃上げさえも拒否している。これは他の全産業部門が採用した枠組みである。組合は当初ノルウェーで最も賃金の低い組合員に４．１％の賃上げを要求していた。

HRAF会長のEli　Ljuggrenによるとこの争議の争点は賃金というより、使用者が基本的に組合の力を弱めようとしていることだということである。このため組合は過去８年間に４回のストライキを余儀なくされている。

ナショナルセンターのLOは、経営者側の敵対行為と非妥協的態度に対抗するHRAFの闘いに全面的な連帯と支援を約束している。組合によると、多くの個別経営者は、ストライキの影響が賃上げの要求よりもっと高くつくために(特に多くの重要な伝統的な観光ホリデーになるので)交渉の挫折を心配しているということである。