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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


多国籍企業とインド企業、綿実生産で大規模児童労働から利益を上げる

Posted to the IUF website 06-Oct-2004





オランダのインド委員会のふたつの新しい報告書から綿実生産に関係する多国籍企業およびインド企業で大規模な児童労働が存在することが明らかになった。アンドラプラデシュの綿実農場に関する委員会の報告書が、推定12,375名の子供たちがAdvanta(オランダ)Bayer(ドイツ)、Emergent Genetics(アメリカと英蘭ユニリバーの共同投資)モンサント(アメリカ)の多国籍企業のために『身の毛がよだつような状況で』農場で働いていることを示している。子供たちは長時間労働をし、学校には通わず、殺虫剤を浴びて死や病気に直面している。働く子供たちの70%は、使用者に借金のために捕われの身となっている。調査ではさらに7万の子供たちがインド企業のために同様の条件の下で働いていることを確認した。

2番目の報告書では、グジャラート州とカルナタカ州ではインド企業と多国籍企業用の生産を行う綿実農場に15歳以下の子供たちが推定117,800人存在することを示している。

昨年の報告書で、アンドラプラデシュの綿実産業の労働力の90%を児童労働が占めることが発覚し、世論のいきどおりに会い、企業は児童労撲滅の手段を取ることを約束した。最新の報告書ではこの進展は、あっても少し、あるいはまったく進展してないことを示している。該当の多国籍企業は、児童労働や身売り労働を奨励する調達慣例を変えることに不承不承であることがわかった。この状況を監視しているインドのMV財団によると、『子供たちは、強力な産業と契約関係の下で平等でないパートナーシップに固定され……、自分たちを自らの行動規範と企業の社会的責任で持ち上げている強力なグローバルプレイヤーたちは、人権とその価値の全ての規範を嘲り笑っていることが疑いもなく何度も証明された。』

この報告書は、関連情報とともにダウンロードできる(英語)http://www.indianet.nl/katoenz_e.html