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英国派遣精肉労働者に均等処遇を、マークス&スペンサーに表示の裏を読むよう求めよう

29-Feb-2008



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香港労働組合連合の組合員と労働権の支援者たちは、T&Gの派遣精肉労働者均等処遇キャンペーンを支持して、2月27日に、マークス&スペンサーの主要店でピケを張った。香港労連の組合で、これに参加したのは、IUF加盟のケータリング・ホテル従業員一般労組、衣料・事務職・小売業従業員一般労組などだった。ITUC/GUF/HKTUC香港連絡事務所もこの行動に参加した。店舗側が、精肉問題に関する行動を要請する手紙を受け取る代表を出さなかった、手紙を、入り口のドアにテープで貼り付けた。

IUFの英国加盟労組UNITEのT&Gセクションは、英国精肉労働者の均等処遇キャンペーンを強化させている。英国の小売業、マークス&スペンサーは、海外の消費者には、その衣料商品の品揃えでよく知られている。しかし英国のマークス&スペンサーは、精肉をはじめとする食品部門で重要なシェアを持つ全ての商品を扱う小売業者である。マークス&スペンサーは、また、CSRに大規模な投資を行い、そのサプライヤーに最も高い水準を強調していると主張している。マークス&スペンサーは、消費者に対してその高い倫理、社会基準の証拠に『表示の裏を見る』よう促している。T&Gは、表示の裏を見て、M&S用の製品を製造している精肉会社が、弱い立場の移民労働者を多く臨時雇用し、搾取の濫用を行っているのを見つけた。

最初、T&Gは、マークス&スペンサーが、重要なメンバーである倫理的貿易イニシアチブ(ETI)で、精肉労働者の状況に関する懸念を取り上げた。ETIが委託した内部報告書で、英国の精肉業では、常に二層の労働力が存在することがわかった。主に移民派遣労働者が、直接雇用の従業員に劣る条件で雇われ、同じ仕事をしている。派遣労働者は、典型的に最低賃金を受け、派遣業者の宿舎使用を押し付けられ、病気休暇や手当てがなく、不規則な、予測できない勤務体系で、仕事がない特には、しばしば賃金なしに家に帰される。マークス&スペンサーのサプライヤーも含み、英国の精肉労働者の20%が、このような非常にひどい条件で働き、この部門全体の水準を引き下げている。



組合は、昨年、デモを行い、この問題に焦点をあてた。他の国のIUF加盟労組に支援され、M&Sが、精肉労働者の均等処遇を確実にするためサプライヤーが行動を取るよう主張するように呼びかけた。これに対する会社の対応は、今のところ、サプライヤーは、最低の法律基準を遵守しているという非感情的な声明に留まっている。

したがって、キャンペーンは、継続し、マークス&スペンサーがフランチャイズを持つ世界中の多くの国に広がっていく。特に、倫理的に適格で、社会的に責任のある仕入れにの忠誠を誇る会社は、サプライチェーンに雇われる全ての労働者に均等処遇を行うことができ、またこれを強いらなければならない。


クロアチアのIUF加盟の農業食品労組と観光労組が、2月27日にザグレブの2つのマークス&スペンサー店舗でビラを配布。


キャンペーンの支援で、マークス&スペンサーの会社中枢経営者にメッセージを送るには、 ココをクリック。写しは、自動的に T&G と IUF本部書記局に送られる。