パキスタン食品労組、ユニリバー分社化の大量臨時雇用に挑戦

30-Jun-2008







2004年、ユニリバーパキスタンは、カラチにあるダルダブランドの食用油と油脂生産工場を会社の元マネージャーのグループに売却した。このマネージャーたちは、ダルダフーズ株式会社を創設した。食用油部門の競争が熾烈になり、ダルダの経営者は、ユニリバーで学んだことをせっせと適用している。競合他社を買い取り、常用雇用を減少させ、組合の影響力を絶対的に最小にすることだ。今年初め、ダルダは、ライバル社、ワジール・アリ産業の過半数の株を取得した。しかし、労働者は、今新しく結成された労組を通じて闘い、派遣労働者の権利の否定に挑戦している。

コカコーラパキスタンの臨時雇用化に対する挑戦が成功したことに勇気付けられて、ダルダの労働者は、コカコーラ労組とＩＵＦにコンタクトを取った。430名以上の労働者が、ダルダフード従業員労組の組合員になるため署名を行った。5月13日に政府に正式登録を行った。ユニリバーがラヒム・ヤー・カーン工場の臨時雇用労働者に対して凶暴な報復を行ったような、会社の反発をおそれて、組合は、会社の労働者解雇と工場閉鎖を禁止する停止命令を得る事に成功した。経営者は、この命令に違反して5月24日に266名の労働者を解雇した。

6月2日に、組合は、労働省から正式な登録を受け取った。ＩＵＦ加盟の全国食品飲料タバコ労連の支援で労働者は、団体交渉の身分を申請した。経営者はこの手続きを裁判所で異議を申し立て、派遣労働者は、ダルダフーズではなく、派遣業者が雇用していると議論した。裁判所は団体交渉の身分申請をストップし、6月23日を審理の日に決定した。

労働者は、労連の支援で、会社の前に恒常的なキャンプを張っている。労働組合、政治家、市民社会団代の代表が、毎日訪れて、キャンプは、パキスタンの残忍な下請け労働、臨時雇用労働の体制に対する闘争の生きたシンボルになった。

全労働者のための組合の組合権闘争を IUF パキスタン事務所と 全国食品飲料タバコ労連に労働者に対する連帯メッセージを送り、支援していただきたい。以下のメッセージは一例。メッセージの写しは、ＩＵＦ書記局に送ってほしい。皆さんの連帯と支援に感謝する。

ダルダ食品労組へのメッセージの例

Dear Sisters and Brothers

I have learned of your struggle from the IUF. I fully support your struggle for union rights and recognition at Dalda Foods. I am outraged to learn that management has sought to prevent your union from obtaining collective bargaining status by contending that employees hired through a labour agency should be denied trade union rights because they are not technically employed by Dalda Foods. You work for Dalda Foods, and Dalda management has fired 266 workers simply because they joined the union. Trade union rights are universal human rights, and by denying those rights Dalda management is violating international Conventions which the government of Pakistan is obliged to defend and uphold. Your have my full support - may your struggle end in a victory which will be a victory for workers everywhere!

Yours sincerely