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アンカラで元トルコタバコ専売労働者が大規模抗議行動を行う

23-Dec-2009



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アンカラで約1万名の労働者とその家族と支援者は氷点下に近い気温の中、2010年1月末に彼らの職場を閉鎖するという政府の不意の決定に抗議してデモを行っている。

国は、TEKEL(トルコタバコ・アルコール飲料専売)のタバコ製造事業を2008年2月にBATに売却した後も、タバコ葉とタバコ半加工品を保管する40の倉庫の管理を続けてきた。TEKEL労働者を代表するIUF加盟組合Tekgida-Isは、1万2千名の倉庫労働者の将来に関して政府に交渉を要求してきた。政府は、労組の交渉の要請を無視した後でこれらの倉庫を閉鎖するという思い切った決定を行った。これにより1万2千名の労働者が失業し、さらに4万名の人々が家族共々影響を受ける。

12月15日に労働者は、トルコ全土106の地域からバスで首都アンカラに到着し始めた。抗議行動は政権を担う政党AKPの本部の前で行われている。現在デモ参加者は警察のバリケードに囲まれ、警察は、TEKEL労働者を乗せたバスが市中心地に入ることを防いでいる。

フラッシュ:アンカラで警察の暴力がエスカレートしている。デモ参加者は病院にに運ばれ、Tekgida-Is会長のムスタファ・トゥルケルが逮捕され勾留された。




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Tekgida-Is会長、ムスタファ・トゥルケルは、『ここに集まったTEKEL労働者は、解決策がみつかるまで帰らない。TEKEL労働者は、抗議行動を通じて合法的な権利を要求している。政治家がTEKEL労働者の職場閉鎖を決めた。これに関して、合法で正しいことは、この労働者を他の機関に転勤させることだ』と語る。