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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


IUFグローバル乳業会議でグローバルな連帯と協力の構築を

Posted to the IUF website 21-Mar-2010





IUFグルーバル乳業会議がアルゼンチンのブエノスアイレスおよびサンチャレスで3月9−12日に開催され、22カ国から120名の組合代表が集まり、世界で乳業労働者が直面する共通の問題に対して組合の合同アプローチと行動計画を立てた。世界中で乳業労働者はどんどん加速する縦横の集約、そして小売業の集約から多くの影響に直面している。そしてこの集約で生産チェーン全体の労働者と小規模生産者、家族経営の農家にプレッシャーが高まっている。乳業労働者はまたアウトソーシング、非正規労働、その他の不安定な雇用形態を通じての労働条件と組合組織に対する攻撃、持続可能性を蝕む環境低下と気候変動にも直面している。アルゼンチン乳業労組(ATILRA)がホスト労組を務め、本会議は乳業労組の国際会議として今までで最大というだけでなく、政府、産業界、小規模生産者の代表が参加して今までに例を見ないものになった。

2010年の具体的組合活動を通じて調査、同盟、情報と経験の交換と共通行動に対するコミットメントがさらに発展させられる。乳業部門の大量のバイヤーである知名度の高いアグロフード多国籍企業と共に、本会議ではニュージーランドが本拠地の乳業多国籍企業、フォンテラを国際組合が注目し行動を 高める必要がある会社として上げた。フォンテラはネスレとのジョイントベンチャー、ディリー・パートナーズ・オブ・アメリカス(DPA)を通してアメリカ大陸で事業を行い、同地域への進出を急速に広げている。ニュージーランド労組(NZDWU)の全国書記長ジェームス・リッチーは、ラテンアメリカ地域ではフォンテラはあまり知られていないが、既にチリの大手乳業企業ソプロレを所有しており、このジョイントベンチャー事業における雇用条件と労働組合権尊重についてはDPAのパートナーであるネスレと共にフォンテラがグルーバルな責任を負うと警告した。

多くの参加者のインタビューを含む会議の詳細についてIUFラテンアメリカ地域組織のウェブサイトに英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語の各言語で掲載されている。
http://www.rel-uita.org/sectores/lacteos/conferencia_lacteos-2010/index.htm