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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


メーデーのメッセージ

Posted to the IUF website 30-Apr-2010





メーデーは、1日8時間労働を求める米国労働者の闘争の中で始まったものだが、1890年から国際労働デーとして世界で祝われている。メーデーの力は、そのグローバルな性格にある。世界の労働者が共通の目標のために共同で闘争に対する意気込みを表現する日である。

メーデーは、抑圧され、禁止され、血が流された。メーデーは、労働運動と闘う独裁者と権威主義者体制の象徴的な飾りものとして接収され、専有され、あるいは無害な祝日となった。それにもかかわらず、労働者は、メーデーを自信を持って祝う。なぜなら社会が、我々の活力、眼、手、頭脳、背に安んじていることを知っているからだ

メーデーは、品格のある仕事、健康、食、住宅、水、教育、文化的表現は特権ではなく権利だということを主張する日であり、我々の目標は、これらを手にすることだ。メーデーは、組合が判事や看守におずおずとへりくだってアプローチしたり、組合はビジネスにとって良いものだと説得するために財務大臣の重要会議にアプローチしたり、もっと対話を持ちたいと懇願したりする日であったことはなかった。メーデーは、我々が、銀行や買収や株式買戻しが悲惨な状況と大量失業をもたらし、貿易協定と特許体制が生活の糧を破壊し、全人類が食糧、水、医療にアクセスする権利を侵害していると発言する日である。より良い世界を求めるだけでなく、それ以下は認めないと発言する日である。

メーデーは、我々の権利とこれを勝ち取るための闘争意欲を主張して過去、現在、未来を祝う日だ。2010年メーデーを声高く、誇りをもって祝おう。

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2010年メーデーを記念して、グローバルユニオンフェデレーション、ITUC、TUACは共同で『雇用、正義、公共事業‐経済を機能させる』を刊行した。