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コカコーラパキスタン、何千万ドルもの世銀融資に背を向ける。何を隠さなければならないのか?

Posted to the IUF website 04-Jul-2010





5月28日、世銀の民間セクター融資部門である国際金融公社(IFC)のウェブサイトでコカコーラ・ビバレッジ・パキスタン有限会社(CCBPL)が6千万ドルの融資申請をしたとの発表があった。この融資のスポンサーはCCBPLの二人の所有者、米国アトランタを本拠とするコカコーラカンパニーとパキスタンと中東のコークボトラーであるトルコを本拠とするコカコーラ・イチェジェク(CCI)だった。

発表によると、『IFCが行わなければ、実現性のある民間セクター企業の発展と成長の支援はパキスタンでは入手できない。IFCは、長期資本のアクセスを提供する。』IFCの手続きに従って、関連組織から特定理由を根拠とした異議が出されなければIFCのサイトに30日間掲載された後、正式に承認される。IFC融資は、申請者の社会環境に関する実績とプロジェクトの影響を扱うIFC社会環境実行基準の評価が条件になる。正式承認の前30日間この基準に基づき正式な異議の申立ができる。

まだ、投資の計画があるならば、申請者とそのスポンサーは、入手不可能な資本の供給源を見つけたのだろう。これをどうやって知るのか?IUFは、コカコーラカンパニーとコカコーラ・イチェジェクに、ムルタン工場における会社の基本権の一連の侵害のために融資申請に異議申立をするつもりだと表明した後、実際にIUFは、相当の証拠書類を根拠にして正式な申立を行った。そこでCCBPLが申請を撤回したと聞いたのだ!

一般に、会社は、IFC融資を好むものだ。この融資は、条件が有利である。資本市場で一般に入手可能なものより、低利で、支払い期間が長い。信用格付けが上がり、配当と自社株買戻しのために現金が使え、よりやさしい条件の融資をもっと探すのを援助するので、とても良い。

それでは、なぜコークは、土壇場になってこのやさしい条件の6千万ドルの融資に背を向けるのか?IUFが正式な苦情を申し立てたら、実行基準に合致している彼らは主張するが、IFCの綿密な調査には、耐えられないと心配したのだろうか?IUFの正式な苦情に対して、IFCは融資申請の評価を、特に申請者がどのくらいこの基準を遵守しているかについて評価をもう一度行う必要があった。もし、CCBPLの労働権に関する実績と会社の主張とはなはだしく違っていたら、IFCの調査からこの事業についてその他に何かでてきたのだろうか?明らかにに潜在的なリスクは、パキスタンのコークボトラー、CCBPLがIFC融資に背を向けるに十分な問題だったのだ。

コカコーラカンパニーとそのボトラー、コカコーラ・イチェジェクにメッセージを送るにはココをクリック会社に労働組合権と労働組合の承認を回避するために暴力、解雇、労働者への圧力を使うのは、犯罪行為であると告げよう!