ミャンマーの三大観光都市、ヤンゴン、バガン、マンダレーのホテルから55人の代議員が集まり、歴史的な初のホテル労働者の大会が5月20-21日、マンダレーで開催された。この大会は、ミャンマーの「責任ある、倫理的かつ持続可能なツーリズム」に不可欠な持続可能な雇用、労働者の安全な労働と尊厳並びに労働組合権を推進した。大会の一環として、IUF加盟組織のタイのプーケット・ホテル・サービス労働連合(FHSL)とマレーシアの全国ホテル・バー・レストラン労働組合(NUHBRW)が、全国ホテル組合と産別の構造、役割及び機能、労働協約、サービスチャージ並びに賃金についての研修を行った。
5月17日、初のIUFグローバル・ホテル客室清掃係キャンペーンの会合が、マレーシアのランカウィ島で開催された。客室清掃係から出された主な要求の一つは、部屋の清掃を2‐3人のチームで行う必要性だった。
IUF、国際公務労連(PSI)及び北米の国際サービス従業員組合(SEIU)の新報告書、「ゴールデン・ドッジズ」は、世界最大のファストフード且つ最大のフランチャイズ主宰者であるマクドナルドが、何億ドルもの税金を回避するため組織的に税制度を如何に悪用しているかを明らかにした。この報告書は、マクドナルドがフランチャイズ・システムを使って、海外の租税回避地に置く秘密の子会社のネットワークに低い税金の使用料支払金を流している詳細を述べている。
シトラ・ミナ労働組合とナショナルセンターSENTROは、航海中に命を落とした漁船労働者の家族と共に労働者記念日を祝った。
ロサンゼルスにある航空ケータリング会社、フライング・フード・グループの従業員たちは、ロサンゼルス発の国際線の乗客が機内で食事と飲み物をきちんと得られるように働いている。同グループは航空産業向けケータリング企業で記録的利益を出し続けているが、その労働者たちに対しロサンゼルス市の生活賃金の支払いを拒否している。一部の労働者たちの時給は、同市の空港関連労働者の生活賃金より6ドルも少ない。
3月20日イギリスの医療雑誌「ランセット腫瘍学」は、世界で最も幅広く使われている除草剤、モンサント社の「ラウンドアップ」に含まれる活性成分グリフォセートを「人体に対する発がん性の可能性あり」に分類した、世界保健機関(WHO)のがん研究国際機関(IACR)による報告書の概要を発表した。WHOはこの報告書で、長年農薬メーカーが支配してきた農薬が人々の健康とフードチェーンに及ぼす影響に関する独立調査の重要性を明確に認識している。そして食品の権利とより安全で健全な食料システムを推進するため、行動を推し進める重要な機会を与えている。
ファストフード労働者と彼らの争議の注目度を上げ、また変革のニーズの緊急性を浮き彫りにするため、IUF加盟組織が5大陸40カ国以上で、4月15日のIUF国際ファストフード労働者デーに参加した。
グローバル・ファスフード・キャンペーンを積極に展開していたニュージーランドの加盟組織ユナイトは、同国でKFC、ピザハット、カールズ・ジュニア、スターバック・チェーンを展開するレストラン・ブランズと「ゼロ時間契約」を終わらせる重要な協約を結んだ。
現在アメリカと環太平洋の11か国(オーストラリア、ブルネイ、カナダ、チリ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナム)が交渉中の巨大貿易・投資の取り決めであるTTP協定の投資条項が曝露され、
4月1日、インドネシア最大の水産加工企業のひとつ、ブミ・メナラ・インターヌサ(BMI)
国際女性デーに公共交通機関でのセクハラを強調する行動計画の準備中に、中国の若手女性活動家5名が「口論及び騒乱を誘発」した容疑で拘束されており、5年の実刑判決の可能性がある。
当局は、彼女たちのコンピューターと電話、そして数都市で国際女性デーに合わせて計画していた資料を押収し、杭州のWeizhimng女性センター事務所を強制捜査した。5人の女性たちは男女平等を推進する女性の権利行動グループのメンバーで、男女差別に反対する活動を公に行なってきた。
Iアジア、アフリカ及びラテン・アメリカのパーム油農園労働者を組織するIUF加盟組織が、セクターのIUF活動の戦略と計画を開発するため、2015年3月12-13日にボゴタで会合した。
ここ数十年、下火だったロックアウトが、使用者の武器の選択肢として増えてきている。ロックアウトは過去ほどストライキや労働者の要請に対抗するものではないが、組合の力やストライキの使用を限定する法改正や、かつて労働者を保護した労使関係制度における施行メカニズムの弱体化などで勢いをつけ、攻勢を増している。その結果、それは頻度を増し、使用者がより大きな譲歩を求めるに従って長期化している。
ニュージーランドの食肉から、アメリカの穀物、でんぷん及び砂糖会社に至るグローバルな食品産業で、攻撃的なロックアウトが席巻した。アメリカのBCTGMはこの4年間に、大手企業で3件の長期にわたる過酷なロックアウトを闘わなければならなかった。しかし、これは食品産業に限ったことではない。ロックアウトは多くのセクターと国々で増えている。
3月18日、フィリピンの下院で、フィリピンのツナ会社シトラ・ミナによる虐待及び不当行為に関する第1回議会公聴会が開かれ、同社の労働者の正義を求める長い闘争の重要な節目となった。
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