グアテマラの労働者たちは、1980年代から続けられたIUFメンバーとザ・コカ・コーラ・カンパニー(TCCC)の争議の歴史を誇らしげに振り返った。最近まで同国にあるコカ・コーラ・ボトリング3工場のうち、コカ・コーラ・ラテンアメリカのボトラーFEMSAから安定した承認を得ていたのは1工場だけだった。
シャルリー・エブド週刊紙とキャッシャー食料品店の買い物客を襲った関連するテロ攻撃の犠牲者に連帯を示すため、1月11日、フランス各地で何百万人もの市民がデモを行った。組合組織は組合員と市民に対し、自由・平等・友愛の「共和主義の価値観」を支持する集会を呼びかけ、それは明確に示された。このような攻撃に直面し、これらは的確なスローガンである。如何なるテロ行為も、労働運動の民主的価値観に対する真っ向からの攻撃である。
ギリシャで1月25日に総選挙が行なわれるが、債務再編と緊縮政策の中止をずっと呼びかけてきた左派政党シリザが優勢となっている。IMF/欧州委員会/欧州中央銀行の「トロイカ」はシリザが政権を握る「脅威」を警告していて、柔軟な政府の再選に追加の金融支援を行うと、ギリシャの与党連合の支持を強く示している。シリザが勝利すれば、ヨーロッパをはじめ世界の財政緊縮政権の苦しいかじ取りに脅威を与えるのは間違いない。そのため彼らを歓迎し、積極的に支持するべきである。
企業の土地争奪を合法化するインド政府の計画に反対するための大規模抗議行動が、警察によって阻止された。
12月26日、正体不明の襲撃者たちが広州にあるパンユィ移民労働者資料センター(PMWDC)の事務所に入り、ゼン・フェイヤン所長を襲った。PMWDCは1998年以来、珠江デルタの移民労働者たちに法的及びその他のサービスを提供してきた。
フィリピンの下院のアカバヤン党の議員らは、ツナ会社のシトラ・ミナ・グループの労働組合権侵害に関して正式な調査を開始するよう、政府に要請する議会決議を発表した。同社の労働者たちは、組合の承認と、組合結成後に昨年解雇された労働者たちの復職を求めて闘っている。IUFとITFは下院の議長及び労働雇用委員会に宛て、この要請を支援する共同書簡を送った。
NUWは、安全衛生の深刻な侵害やその他の権利侵害の履歴を持つオーストラリア最大の鶏肉生産会社バイアダの条件を改善するべく、着々と組織化を進めてきた。2011年、NUWは同社のラバトンにあるビクトリア工場での厳しいストライキに勝利し、非正規労働者の同等賃金レートを勝ち取った。その後組合は正規雇用、より安全な職場及びより良い鶏肉の生産を勝ち取る目的で、産業界全体で「より良いチキンのためのより良い仕事」キャンペーンを立ち上げ、現在も続けている。
世界人権デーの12月10日、IUF加盟組織のグジャラット農業労働組合(GALU)の約3,000人が、新たに選ばれたインド政府が提案したマハトマ・ガンジー全国農村雇用保証法(MGNREGA)の改定案に反対するためデモを行った。この反対キャンペーンは、インドの貧しい農村にとって不可欠なライフラインであるプログラムに対する攻撃を阻止するため、GALUと自営業女性協会(SEWA)が合同で立ち上げた。
ミャンマーの農業労働者と農家は、法人による農業支配や、債務及び依存体質に陥るリスクに一層直面しており、団体交渉力を構築しなければならない。そのための組織化をテーマに、IUF加盟組織のミャンマー農業農家連合(AFFM)のメンバーを対象に、「契約農業に注意せよ」と言う研修ワークショップが10月26日から11月4まで開催され、カチン、エーヤーワディ及びバゴー州の7つの村レベルの組合の農業労働者及び小規模農家150人が参加した。
追記:12月12日、HKCTUのリーダーらは告訴なしで釈放された。
10月7日、日本たばこは需要の低下と今度のEU法に言及し、ヨーロッパのオペレーションのリストラ計画を発表した。北アイルランドの872人とベルギーの132人の労働者は彼らの工場閉鎖を告げられ、またドイツの労働者100人は自分たちが操作している機械がすべて2017年までに撤去されることを知った。
パーティド・マンガガワ(PM)の専従オルグ担当、ローランド・パンゴさんが2014年11月29日、ネグロス・オクシデンタル州のビナルバガン町で銃殺された。パンゴさんは暗殺される前、フィリピン砂糖生産者連合会のマヌエル・ラマタ会長がリース・運営するハシエンダ・サルードの砂糖農園労働者を組織化していた。6月、ハシエンダ・サルード労働者たちはフィリピンの包括的農地改革プログラムの下、土地を申請した。
IUF加盟の全国労働組合(NUW)のメンバーは、ブリスベン郊外のティンガルパにあるペプシコ・オーストラリア・スミスのスナック食品倉庫で社員食堂を占拠していたが、最善の形でそれを終了した。
1万5000人の食品農業労働者らは11月29日、企業が人員削減と解雇、そして労働市場をより「柔軟」にする名目で不安定契約の使用拡大を容易にする労働法を提案したレンツィ政権に抗議するため、ローマの街頭を埋め尽くした。この行動は、IUF加盟組合FLAI-CGIL並びにUILA-UILが組織した。
オーストラリアのブリスベン郊外のティンガルパにあるスミスのスナック食品の倉庫で働くIUF加盟組織、全国労働組合(NUW)のメンバーは、非正規労働者及び派遣労働者の平等処遇に関する争議で、11月27日以降、彼らの食堂を占拠している。スミスのNUWメンバーに対する連帯表明に署名するにはこちらから。
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