すべて込のツアー形態は、ホテル労働者にとって持続可能か?

14 March 2013 News

「ツーリズム・コンサーン」とIUFは、すべて含まれるツアー形態の観光が、世界のホテル労働者の権利にどのような影響を与えているかをより良く理解するために、協力することになった。ホテルを含むすべて込のツアー形態はますます普及してきており、厳しい世界経済状況を反映して消費者からの需要が増え、市場が拡大している。

すべて込のツアーを積極的に売り込むために、欧州の大手ツアー手配会社は調査やプロジェクトに資金を投じ、その形態のツアーは「持続可能」であり、本質的に「持続不可能」なものではない、という主張を裏付けようとしている。一方、IUFとそのメンバーは、すべて込のツアーはコスト幅を引き下げ、それに伴いホテル労働者の賃金と労働条件が下がる、という懸念を挙げてきた。さらに我々は、このツアー形態は地域社会や経済、あるいは地元の起業家に恩恵を与えないと、何年にも亘り主張してきた。

インドネシア:ユニリーバのジョイント・ベンチャーで、労組が600名の臨時雇用の労働者に常用雇用を確保

14 March 2013 News

インドネシア、サバンのユニリーバのケカップ・バンゴのジョイント・ベンチャーで、600人以上の臨時雇いや契約労働者が、常用雇用に移される。過去10年間にわたり、派遣業者に雇われていた何百名もの労働者にとって、これは不安定雇用の特徴である不安定性や差別や脆弱性に終止符を打つ、人生を変える進展である。

IUF加盟のケカップ・バンゴ独立労組(SPMKB)は、彼らを過去3年間にわたり支援してきた世界のIUFメンバーに感謝の意を表明する連帯の横断幕を掲げ、この素晴らしい達成を祝っている。

 

労組は、欧州中央銀行の害をなす緊急援助を拒否しなければならない

13 September 2012 Editorial

投資家は喜んでいる。世界最大の金融機関集団の中央に位置する欧州中央銀行が無制限の国債購入を通じて、財政窮迫の欧州圏政府の支援を約束した。原則的に、これが金利を引き下げ、借り入れコストを緩和するはずだ。しかしこれは高い代償を伴う。中央銀行の援助を要請する政府は、公共部門の雇用と支出をさらに削減しなければならない。

ロシア、ユニリーバでアイスクリームを製造する女性労働者、組合承認と直接雇用を勝ち取る

4 September 2012 News

シベリア、オムスクのユニリバー・インマルコ工場でアイスクリーム包装作業に携わる女性労働者は、組合承認と直接雇用復帰を求めてこの5月に3日間のストライキを打ち、勝利した。

工場に雇用される400名の労働者のうち、ユニリーバが直接雇用する約250名の労働者は、2010-2011年に派遣業者に転籍させられ、以前より劣る条件で同じ仕事を続けていた。

女性労働者らは5月12-14日にストライキを打ち、ストライキ3日目に組合を結成し、IUF加盟労組Novoprofに加盟した。工場内外での強力な動員を伴う活動とIUFからの支援(IUF/ユニリーバ契約プロセスの枠組みの中でユニリーバ本社経営者に要求を上げた)が成果を生み、127名の組合員の身分を常用雇用にし、残りの女性を直接雇用に変えるスケジュールと規準に合意した。

 

タックスヘイブンが富裕層を肥やす一方、その他の者は緊縮の被害者

27 July 2012 Editorial

G20の指導者たちが、2009年4月の危機サミットでタックスヘイブン廃止の公約をしたが、新しい調査でタックスヘイブンが今まで以上に隆盛をきわめていることがわかった。

労働者が支出の切り詰めを説かれ、年金と公的サービスが容赦なく削られる一方で、世界で最も裕福な投資家たちは、32兆ドルを彼らの国の税務署から隠蔽した。これは世界の貿易・サービスの年間総生産、世界のGDPの45%に相当する。

The  Price of Offshore Revisited (報告書の題名) は、国際決済銀行とIMFのデータの慎重な調査に基づいており、不動産を含む非金融資産を除外している。つまり、この犯罪の範囲は事実上更に大きくなる。このオフショア経済は、富と収入の不平等性や国民所得と負債の比率に大きな影響を与え、また最も重要なことに、源泉国の税基盤に非常に重大なマイナスの影響を与えるのに十分な規模である、と著者は結論づけている。

IUF世界総会、今後の闘争と目標を定める

19 July 2012 Feature

『組織化、闘争、勝利!』をスローガンに、ジュネーブで5月15-18日に開催された第26回IUF世界総会は、IUFの歴史上で最大規模の代表が集まり、参加、意欲、連帯の精神が際立っていた。

すべての地域とセクターから、393名の代議員(2007年から増加)が総会に参加した。

ラテンアメリカのクーデターの新モデルを成功させてはならない

12 July 2012 Editorial

 

ホンジュラスの大統領を罷免させたクーデター3周年を来週に控え、パラグアイのフェルナンド・ルゴ大統領は、同じ様な議会クーデターで大統領の座を追われた。「ホンジュラスは、パラグアイの事件の演習だった」とルゴ大統領は、民主主義抵抗運動に国際連帯を示すためにアスンシオンを訪問したIUFラテンアメリカ地域書記長ヘラルド・イグレシアスに語った。「今やその技術がパラグアイで完成させられた」

2009年のホンジュラスのクーデターは、当初、南米地域や米国の組織に非難された。クーデタのすぐ後に事実上の政府の茶番めいた選挙が行われ、当初の制裁と非難の波は、撤回、黙認、承認に変わった。

民主主義がずたずたにされ、ホンジュラスは抑圧と広がる貧困の悪夢の螺旋に突入した。労働組合活動家、農民活動家、ジャーナリストは、殺害されたが、犯人は処罰を受けていない。それでも、民主勢力は抵抗を続けている。

パキスタン:カビールワラ・ネスレで、組合が臨時労働者に何百もの常用雇用職を勝ち取る

5 June 2012 News

パキスタンで協定が結ばれ、その結果、ネスレカビールワラ乳業工場の何百名もの臨時雇用労働者が常用雇用になる。やっと長期に亘る困難な対立が解決した。何年にも亘る不安定雇用が終了し、何百名もの労働者は、初めて雇用保障を享受するだけでなく、労働組合権を行使できるようになる。

カビールワラ工場で契約労働者として7年間働いたネスレカビールワラ労働者行動委員会の委員長アシュファック・ブットは、「彼らは、私たちはネスレに働いていないと言った。しかし今この協定で、私たちはネスレに働いていることが認められ、初めて常用労働者として工場に行ける」と言った。

契約労働者として10年間働き、行動委員会の委員でもあるシャカワットは、「最初に、常用雇用を要求した時、皆は、私たちを世間知らずと言い、そんなことは不可能だと言った。しかし、食品飲料タバコ全国労連(NFFTBW)とIUFが私たちを支援してくれ、今その不可能を成し遂げた」と言った。

アッサム・ユニリバーの労働者、自らの権利を待ち続けて5年

2 June 2012 News

 

「当社の従業員とサプライヤーの人間の尊厳と労働権に対する誓約を具現化する」というビジネス原則とサプライヤー規範を持つ会社、ユニリバーが収益性の高いインドの事業で労働者の基本的な労働組合権に関する合意を尊ぶのにどれだけ時間がかかるのか?」アッサム州の同工場の労働者は、この質問で、頭を悩ませている。

2007年7月15日、労働協約規定違反の争議でヒンダスタンリーバ労組の700名の組合員のロックアウトに進展した。経営者のロックアウト解除の条件は、正当な組合の解散と全労働者が急いで即席に作ったヒンダスタン・ユニリバー民主労組への移籍だった。9月3日に労働者は、仕事に戻る条件として、この趣旨の用紙に署名を強要された。それからすぐ後に、経営者と経営者によって作られた組織によって署名された労働協約が現地当局に登録された。

2007年10月に、IUF多国籍企業に関するOECDガイドラインを担当する英国ナショナルコンタクトポイントにこの組合つぶしの慣行について苦情を申し立てた。2010年7月に、ユニリバーとIUFは、英国の省で、相互に合意した第3者の監督の下で労働者に組合代表の選択をさせる手続きに合意した。この合意は英国のナショナルコンタクトポイントのウェブサイトに掲載された。

IUFとネスレ、インドネシア・パンジャンの争議解決を歓迎

30 May 2012 News

IUFとネスレは、インドネシア、パンジャンの争議解決を歓迎する。パンジャンで、2011年10月5-6日に53名の従業員が解雇され、この53名の従業員の身分に関して争議が起こっていた。争議中ずっと対話は維持され、インドネシア・ネスレは、今、53名の元労働者に、マイナスの影響なしに、同じ条件で再雇用の機会を提案した。このためにインドネシア、パンジャンの労働争議は終わりを迎えた。IUF加盟組合SBNIPは、インドネシア、ネスレと労働協約を締結し、現地の両当事者は、将来の課題を敬意を払い、建設的な方法で解決するように決意した。

スペインのゼネストに多数の参加

6 April 2012 News

政府の雇用と労働組合権への攻撃に抗議して、スペインの二つのナショナルセンター、CC.OOとUGTが呼びかけた3月29日のゼネストにスペインの労働者は、大きな支援で応えた。スペインの労組によると、全労働者の約77%がストライキ権を行使した。工業、交通、建設部門ではこの数字は95%以上になった。何十万もの労働者と市民がスペイン全国の111の都市における行動に参加した。

使用者は、大量解雇と一方的な賃金および手当てのカットを容易にする労働市場改革を既に十分使用している。この間、労働組合は、政府と使用者に対し、急速に悪化する失業に対応するように繰り返し呼びかけてきた。政府はこのストライキに対し、今年の予算案の270億ユーロ削減を発表した。この数字は、銀行と欧州委員会が要求する削減にまだ足りない。スペインは、今後2年間で財政赤字をGDPの5.5%まで削減するよう求められている。これはギリシャに要請された4.7%を超える数字で、アイルランドに要請された数字の2倍である。

スペインの労組合は、政府のすべてを取り除こうという試みに対し、力を結集させていくことを誓った。

パキスタンネスレ、抗議キャンプで闘争継続

30 March 2012 News

ネスレカビールワラ乳業工場で雇用権利を要求した契約労働者に常用雇用が与えられるまで闘争を継続する決意を示すために丸一日の抗議キャンプが3月28日に行われ、300名以上の労働者が参加した。

ネスレの『新しい現実』は、以前の現実とそっくりだ―金を搾り出すために労働者を締め付ける

27 March 2012 News

定例の『株主の皆様』宛てのメッセージで始まる最近出されたネスレ2011年度会社報告書は、冒頭から株主に『新しい現実』を喚起して、読者(いずれにせよ専門用語と客観的な数字の見出しを飛ばし読みする人々)を引きつけようとしている。しかし、労働者にとって、この新しい現実は、投資家の配当金の現金を生み出すために権利が攻撃されていることとほぼ同様だ。

ネスレによると『新しい現実』は、政治動乱、経済の不確実性、先進国市場の成長の不活発さ、商品や通貨や株式の市場の高い変動性により特徴づけられるが、また同様に、新興市場の力強い成長、増加する豊かさ、技術とデジタル通信の顕著な変化、新市場と消費者に到達する新規の方法、そして現実の消費者の増加に特徴づけられる。

金融陶酔、広がるレイオフ、団体交渉

26 March 2012 Editorial

労働者に対して、レイオフの理由としてありとあらゆるものが上げられてきたが、なおかつ、つねにもうひとつの理由がある。あなたの会社で雇用を削減するという次回の呼びかけは、競争における雇用削減と株価に関するメッセージに包まれているかもしれない。

2月23日に、グローバルな消費者製品メーカーでは最大の売り上げを誇るプロクター&ギャンブル(P&G)が、非製造部門従業員の10%にあたる5700名の雇用削減を発表した。アナリストは、この『わくわくするニュース』を『大きな前進』と歓迎した。P&Gは、他の経費削減策と共に、この雇用削減で利益が9.5%増加すると主張した。雇用削減で会社がもっと機敏になるとCEOは熱狂した。アナリストは「買いだ!」と金切り声を上げた。24時間以内に会社の株価は2.3%上昇した。

「P&Gは、ユニリバーなどの同業社に影響を与えうる柔軟性を作り上げるだろう」とアナリストの一人が英国のガーディアン紙に言った。そして「ユニリバーに対する投資家の投資意欲を損なうかもしれない」と観察した。そして、この投資意欲は、確認された。従業員年金基金を含めた投資家らは、株を投げ売った。24時間以内に、ユニリバーの株価は3%下がった。

3月29日のスペインのゼネストを支援しよう!

22 March 2012 Urgent Action

職場保護、労働組合権、公共事業擁護を骨抜きにする労働法改正に抗議して組合を結集させるためにスペイン労組は、かつてないほど団結している。24時間の全国ゼネストが3月29日に呼びかけられた。

何百万もの人々を街頭に繰り出させた2月19日と29日の大規模動員に続き、3月11日に第3のアクションデーが取り行われた。これは全国規模の抗議行動で、60箇所のデモに150万人の怒った市民が参加し、マドリッドとバロセロナの参加者は推定50万人だった。

 

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