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アジアンフードワーカー:パキスタンのビール工場労働者たちが非正規労働を後退させる

21.12.11 News
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20111125日、パキスタンのイスラマバードにあるムレー・ビール工場労働組合は大幅な賃上げや新たな手当てを盛り込んだ労働協約を締結させた。また26名の非正規労働者を正規労働者にすることにも成功した。

 

ムレー・ビール工場労働組合はIUFの加盟組織である全国食品飲料たばこ労働者連合(NFFBTW)に加盟しており、非正規労働の後退に努力していて、前労働協約の下で6年以上勤続する12名の非正規労働者を正規雇用化にすることができた。

 

更に26名の非正規労働者を正規労働者にすることに成功し、彼らは労働協約による保護や利益を享受し、また組合にも加入した。

 

ムレー・ビール労働組合委員長とNFFBTW会長を兼任するナジール・フセイン・シャー氏は、不安定雇用に反対するIUFのグローバル運動の一環として、非正規雇用を正規化させる課題を全ての団体交渉の中に盛り込むと宣言した。

 

10月、バリで開催された第12IUFアジア太平洋地域総会では、非正規労働を後退させるよう地域の加盟組織に要請する決議が採択された。