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転籍になるオランダ・ユニリーバ労働者の補償向上で、ストライキ終了

19.04.13 News
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5月1日にソデッソに転籍になるFNV Bondgenoten の組合員は、4月9日にユニリバー本社で威勢のいいデモを行い、ストライキを終了した。この時ユニリバーフードサービスピーターマリッツバーグで南アフリカのIUF組合員が新しい国際支援活動を行っていた。 オランダにおける前代未聞の6週間の争議行為の後、ユニリバーは、やっと交渉に合意し、ストライキ参加者は、4月12日に決着を承認した。

この決着は、転籍従業員に、ソデッソに10年勤務すると向上された年金補償、3年間の雇用保証、分割勤務をおこなわないなどの労働条件保証をもたらした。

4月9日に、ストライキ参加者は、かつらと仮面をつけてロッテルダムのユニリバー本社に集まった。ユニリバーのCFOがストライキ参加者との面会に合意すると、彼らはCFOに年金損失額を計算するためのそろばん(伝統的な中国の計算機)を渡した。長い間拒否されてきた交渉が、ユニリバーと組合間で始まった。

ロッテルダムでストライキ参加者がデモを行っている間、ユニリバーピーターマリッツバーグ工場のFAWU組合員は、組合デモを行い、現地および本社の経営者に嘆願し、ロッテルダムの労働者に支援を示した。

FNV Bondgenotenとストライキ参加者は、この長い困難な闘いで彼らが受けた国際支援と連帯に心からの感謝を表明した。