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遅れる裁判-エジプト・モンデリーズの弁護士が控訴、解雇された労組役員の証言聴取が遅滞し、医療給付も打ち切られる

29 September 2013 News
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エジプトにおける人権侵害と組合潰しの申し立てを受け、モンデリーズは、解雇された5名のキャドバリー・アレクサンドリア労組役員の案件は裁判中で判決を待っている状況だと公に述べた。会社は法廷でこの解雇の法的是認を求めているが、裁判所は解雇された労組指導者の1人に有利な裁定を下した。すると会社の弁護士は控訴し、他の4つの案件も手続きが遅れるようにいろいろ手を尽くしている。その間会社は、解雇された労働者が法律上キャドバリーにまだ雇われているにもかかわらず、報復として彼らの医療給付を打ち切った。

6月26日に、アレクサンドリア裁判所は、キャドバリー労組役員、モハメッド・ハッサン・アーメッドの会社の解雇要求を拒否した。これは、彼が同僚にストライキ行動を取らせるよう煽動したという、会社側の主張に全く根拠がなかったからである。しかし会社が控訴したため、この案件と彼の復職はさらに遅れる。

ナスル・アーワッドの場合、前回の証言聴取に会社は証人を連れて来なかったため、延期となった。

またモハメッド・フセイン・ムスタファの証言聴取には、会社の弁護士が現れず、これも延期となった。

モハメッド・アブル・エラの場合は、キャドバリーの弁護士が訴訟資料に記載された会社名が「キャドバリー」であることに異議を申し立て、食品産業の「キャドバリー・カンパニー」に変更するため、3ヶ月の延期を主張した。

モンデリーズは、裁判所の裁定を待っているのではない。彼らは労働者とその家族に痛みを負わせながら、この裁定を避けようとしているのだ。会社はその気になれば、労働者を解雇させるための訴えを取り下げることができるし、また同様にキャドバリー・アレクサンドリアの現状に関してIUFとの協議を選択することもできる(がそのどちらもしていない)。