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賃金ダンピングの闘争、ドイツで進展

29.09.13 News
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ドイツ食品労組NGGの圧力の下、ドイツの4大食肉会社が最低賃金に関する交渉を始めることに合意した。

ドイツの食肉会社は東欧出身の屠畜労働者に下請けに出していて、この慣行は常に非難の対象となっている。報道機関は、労働搾取や食料も買えないほど安い賃金、非人道的な生活環境を頻繁に取り上げている。他のEU諸国は、不公平な競争に対する欧州全体の行動を要求している。

Tonnies Vion Westfleisch、デニッシュ・クラウンの4社が、ドイツの全豚の約60%を屠畜する。これは、おそらくこの4社でこのセクターの労働者の半数以上を雇用しているということになる。従って労働省は、普遍的に妥当なものとしてNGGとの賃金協定を言明できるわけだ。この4社の合算市場シェアは、セクター全体で最低賃金施行を確実にするのに十分大きいものである。

交渉は10月22日から始められる。