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オーストラリア、ニュージーランド、北米の乳業労組がTPP貿易の公正さを求める

25 October 2013 News
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TPP協定に対する反対が広がる中、オーストラリア、ニュージーランド、北米の乳業労働者を代表するIUF加盟組織は合同で、この審議中の貿易協定が呈する危険について深い懸念を表明した。彼らは、最近開催されたトランス・タズマンIUF食品組合会合でIUF加盟組織が挙げた課題と同様の懸念も表明した。
各国の貿易交渉担当者に宛てられた合同書簡の中で、全国オーストラリア労働組合(NUW)、ニュージーランド乳業労働組合(NZDWU)、アメリカ及びカナダのチームスターズの各組織は、現在非公開で交渉されているTPP協定の協議で、乳業および食品加工産業の労働者の利益が優先的に配慮されるよう要請した。
これらのIUF加盟の乳業労働者組織が貿易交渉担当者に送った合同書簡の趣旨は、次のように非常に明確な内容だった。「もしTPPの最終案が参加国の労働者の権利を侵害したり生活を脅かすようなものなら、我々はあらゆる政治的レベルで反対し、団体交渉で使用者が劣悪な提案をした時と同様に、交渉の再開を要請する。労働者とその家族及び社会の利益とやすらぎを危険にさらすような取り決めは、我々乳業労働組合だけでなく、より広範なIUFメンバーで闘う」。
合同書簡は次のように締めくくられた。「最後に我々は特に、乳業及び食品加工産業の労働者を保護するよう要請する。これらの産業は各国で成長し、我々の組合もそれと共に成長し、サプライチェーン上の労働者が生活賃金を稼げるよう保証し、団体交渉の恩恵を享受する、という流れをTPPは変えてはならない。そして例えばこの非公開の交渉の最終段階で乳業市場のアクセスを拡大する必要があるとなったら、必ず我々に相談をし、我々のメンバーの権利にとって正しい事を実施していただきたい」。
NUW、NZDWUおよびチームスターズは、IUFの国際アライアンス「乳業労働者に公正な取り決めを」の一環として、世界のIUF乳業加盟組織と協働している。