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ザナオゼン連帯キャンペーンが成果を上げる

15.04.14 News
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カザフスタンで投獄された石油労働者に対する国際連帯キャンペーンが功を奏した。このキャンペーンはIUF、インダストリオール、カザフスタン自由労働組合連合、及び中央アジア人権協会が支援している。キャンペーンが開始されて3か月間で、投獄された石油労働者の釈放を求め、世界中からLabourStartサイトを通じてカザフスタンの在外公館に11,400通以上のレターが送られた。このオンライン・キャンペーンに加え、組合組織からの正式な抗議レター、領事館や在外公館の前でのピケット及び様々な国際フォーラムでの公開討論会などで支援した。

2011年に始まったストライキは7ヶ月続き、何千人もの労働者が関わったが、最後には武装警察が少なくとも16人を射殺し何百人もを負傷させた残虐な大虐殺になった。ストライキに参加した37人が裁判にかけられ、その多くが拷問にかけられ、懲役刑を受けた。

カザフスタン当局はキャンペーンに公には応えなかったが、国際労働運動の要請を聞き、投獄されていた7名の労働者のうち2名が釈放され、投獄された中で唯一の女性、ローザ・ツレタエヴァさんを含む3名は刑務所から入植地へ移された。未だに拘留されているのは、シャブダン・ウツキロフさんとカナト・ズシプバエフさんの2名である。

キャンペーンが続く中、スイスの労働者連帯救済グループSolifundsは、カザフスタン自由労働組合連合に代わって連帯の寄付要請を発した。この基金は、ザナオゼン大虐殺の犠牲者をはじめ、投獄・殺傷された人たちの家族、ロックアウトのため収入と仕事を失った人々のために集められる。寄付方法に関する情報は[email protected]まで連絡を。