香港の民主化運動に国際的な組合連帯

香港の民主化運動と、この運動を支持して9月29日にストライキを敢行し、現在も積極的にその活動に関わり続けている香港労働組合連盟に対し、世界中のＩＵＦメンバーが連帯を表明している。

最近ではベルギーのＩＵＦ加盟組織、食品サービス組合ACV-CSCが11月17日、香港の組合の同志と「民主的な政治を求める香港市民の闘い」に対して、連帯と支援を宣言した。

 この運動は、中国政府と香港政府の正式な政策を変更しないまま、民主主義と平等を拡大させる彼らの要求を通すための新たな方法を模索するものである。2017年の香港行政長官選挙の候補者は、財界と中国政府を優先する香港エリートの委員会が承認する必要がある。梁振英行政長官は、民主主義は貧困層に政治関与の道を広げるため好ましくない、と明言した。そして同長官は、「月給1,800ドル以下しか得ていない半数の香港市民を対象に話をすることになり、それではそのレベルの政治や政策になってしまう」とニューヨーク・タイムズ紙に言及した。

IUFは12月に香港へ連帯派遣団を送る計画だ。