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ミャンマーの農業労働者と農家が契約農業の脅威に対抗して組織化

16.12.14 News
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ミャンマーの農業労働者と農家は、法人による農業支配や、債務及び依存体質に陥るリスクに一層直面しており、団体交渉力を構築しなければならない。そのための組織化をテーマに、IUF加盟組織のミャンマー農業農家連合(AFFM)のメンバーを対象に、「契約農業に注意せよ」と言う研修ワークショップが1026日から114まで開催され、カチン、エーヤーワディ及びバゴー州の7つの村レベルの組合の農業労働者及び小規模農家150人が参加した。

ワークショップの参加者たちは、タイの契約鶏肉農家がIUFの支援を得ながら「チキン・アクション・ネットワーク」(CAN)を組織して成功した体験を学んだ。供給先の鶏肉加工会社が農家に支払う前に破産したため多額の債務を負わされた農家はCANを結成し、主な食品飲料企業やスーパーマーケットに供給する際農家がより公平な契約を得るため団体交渉を支援している。

「ここでは契約農業はまだ新しい課題で、農家が深刻な債務に陥る可能性について人々はまだ知しりません。会社や仲介業者に搾取されないよう、我々AFFMIUF加盟メンバーとしてよりうまく組織化をしていきます」とAFFMの役員は述べた。

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