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フィリピン:若手労働者がゼロ時間契約反対キャンペーンでマクドナルドをターゲット

17.02.15 News
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進歩労働同盟の若手活動家たち(IUF加盟のSENTROのメンバー)は2月14日、ゼロ時間契約に反対するIUFキャンペーンに支持を表明するため、フィリピンのケソン・シティーの繁華街にあるマクドナルド店の前でピケを張った。フランチャイズ、低い賃金と手当、雇用保証なし、激しい反組合の特徴を持つマックジョブ・モデルは、フィリピンのジョリビーを含む世界のファストフード産業のパターンを形成する。

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 同国の大手ファストフード・チェーンのジョリビーは、低賃金と「エンド」の繰り返し使用で悪名高い。「エンド」とは「エンド・オブ・コントラクト」、つまり契約終了の意味で、保証なしの労働契約で労働者を短期間雇用する。正規雇用を回避するため、5ヶ月毎に労働者の採用・解雇を継続的に繰り返すので、「5-5-5」としても知られる。