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連帯によりパキスタンのユニリーバ労働者が復職を勝ち取る

22.07.15 News
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パキスタンのラヒーム・ヤー・カーンのユニリーバ工場で正規雇用契約を求める闘いを支持したために不当解雇されていた23名の労働者が、IUFの連帯、粘り強さ及び支援によって、正規雇用契約で復職を勝ち取った。

2007年に起きたラヒーム・ヤー・カーンの争議は3件のユニリーバの争議(2件がパキスタン、1件がインド)のうちの一つで、その後多国籍企業に関するOECDガイドラインのイギリスのナショナル・コンタクト・ポイントの庇護の下、会社と直接交渉を行い、20092010年に解決した。このプロセスの結果、ユニリーバはIUFを承認する事を受け入れ、正式な対話プロセスが始まった。

この対話の枠組みの中でIUF2009年の合意の実施に関連して、ラヒーム・ヤー・カーンの全ての問題と地元の経営の妨害が呈する障害に全面的に取り組む必要性を主張した。前述の全23名はこの工場に9か月以上雇用されていたため正規雇用契約のオファーを受けるべきだったが、その代わりに彼らは解雇されたため、これらの問題を解決する上で彼らの復職は重要だった。

この間定期的に連絡を維持しながらドバイとサウジアラビアで働いていた2名を含む23名全員が正規契約で復職となり、この2名も帰国した。