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高齢労働者を非正規労働者に置き換える野菜大手シンプロット社にAMWUが抗議

10.11.15 News
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オーストラリア製造労働組合(AMWU)は、アメリカに本社のある野菜及び肥料の多国籍企業シンプロットがタスマニア北部のウルバーストン工場で高齢労働者を強制的に解雇し、非正規労働者に置き換えていることに対し、抗議行動を強化している。

雇用交渉の真最中にシンプロットは、その多くが勤続25年以上の7名を10月23-24日に解雇しながら、同時に新たな非正規労働者の募集広告を出した。

AMWUは抗議行動で反撃し、組合と地域社会の支援集会を行っている。10月27日、シンプロットの労働者と他の8組合の労働者たちは、ウルバーストン工場の前で集会を開いた。シフト時間になってやってきた労働者たちは、即刻解雇を通告された。

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世界最大級の民間企業シンプロットは、昨年AMWUが賃金交渉中に利益を公開するよう要請したが、競合を強めることになると主張し拒否した。