Home

警察の新たな取締りでさらに逮捕者 - 労働組合権に対する韓国政府の攻撃を阻止させよう!

24.11.15 Urgent Action
印刷用ページ

独裁色を強める韓国のパククネ政権は、労働組合とその権利に対する攻撃も強化している。警察は116日、KCTU系の韓国公務運輸労組(KPTU)の事務所を家宅捜査し、1114日には退行的な新労働法に反対するため大規模デモに参加していた人々を攻撃し、それに続き1121日、KCTU加盟の8組織の事務所を家宅捜査した。ここから韓国政府にメッセージを送ろう!

116日にKPTUの事務所を家宅捜査した200名の警官は、食品会社プルモネ社の製品を運搬するメンバーが組合承認と安全な労働条件を求めて闘う同組合の貨物トラック連帯部門(KPTU-TruckSol)の書類を押収した。組合員と役員が抵抗したため、警察が他のKPTUの組合事務所とその書記局の家宅捜査に及ぶことは、かろうじて避けられた。逮捕状が発行され、TruckSolの組合員が1111日に拘束された。KPTUraid

116日、警察はKCTU加盟の韓国公務運輸労組(KPTU)の事務所を家宅捜査し、書類とコンピュータを押収。1111日、逮捕状が発行され、組合員が拘束された。


1114日、警察は組合、農民及び市民グループによるソウル市での大規模デモを放水と催涙スプレーで攻撃する前に、記者会見の場でKCTUのハン・サン・グン会長を逮捕しようとした。韓国で久々の大規模なこのデモは、解雇や不安定雇用契約の延長を容易にする労働法案と、民主主義を脅かす貿易協定のTPPを支持する政府に反対するため、組織された。

watercannon

そして1121日、警察はKCTUとその加盟組織の8カ所の事務所を家宅捜査し、コンピュータと書類を押収した。KPTUの入るビルに所在するIUF韓国事務所も捜査された。

KCTUraid

韓国政府は基本的労働組合権と民主権を抑制し反組合的法律と不人気の貿易協定を通じて、民主的な批判と勢力を封じ込めようとしている。警察の家宅捜査と逮捕に抗議し、政府にKCTUハン・サン・グン会長、KPTUの役員と組合員、そして取り締まりの対象にされた労働組合活動家に対する罪状を取り下げ、退行的労働法の「改革」を撤回し、ストライキやデモを行う権利を尊重するよう訴えるため、当局にここから韓国政府にメッセージを送ろう!