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パキスタンのフィリップ・モリスの違法大量解雇に抗議した労働者が投獄される

12.01.16 Urgent Action
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最新情報:110日、35名の労働者たちは組合委員長と共に釈放された。同組合はIUF並びに緊急行動に対応してくれた方々に心から感謝する。

たばこ企業大手フィリップ・モリス・インターナショナルのパキスタンの子会社で141名の従業員が容赦なく即時解雇された事に対し、マーダン市で平和的に抗議していた35名の労働者が16日、逮捕された。1121日、労働者たちが職場に着くと、解雇通知が郵送されると知り、大量解雇が告げられた。

経営が解雇についての協議を拒否し、労働者に違法解雇を受け入れるよう強要し始めたので、労働者たちは地元の組合(この組合のアブラー・ウラー委員長も逮捕された1人)の支援を受け、工場の門前で継続的な抗議行動を開始した。抗議行動が始まると、経営は圧力を増すため警察を工場の門の所に呼んだ。

16日、労働者が経営に要請文を渡すために組合の役員と共に集まると、容疑がなくても最大90日間拘束できる「公共秩序法の維持」の下、警察は35人の抗議者を逮捕した。

大量逮捕を受け、IUF加盟組織のパキスタン食品労連(PFWF)の連帯代表団はその労働者たちと会えるよう、警察署の前でデモを行った。しかし逮捕された労働者たちはマーダンから250km離れた、タリバンの活動家を投獄する刑務所として悪名高いバンヌ刑務所に移された。

PFWFIUFは闘争の継続を誓った労働者たちを支援して行く。労働者と組合委員長の即時釈放を要請するため、パキスタン政府にここからメッセージを送ろう。