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BCTGMがシカゴでモンデリーズの大量解雇に対する闘争を強化

28.01.16 News
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IUF加盟組織BCTGMは、シカゴにあるモンデリーズのビスケット工場の労働者の大半が40歳以上でマイノリティー社会出身であることから、解雇は差別的で、労働協約を侵害するとした苦情申し立てと連邦訴訟を提起し、この大量解雇に対する闘いを強化させた。

 

モンデリーズは特定の生産ラインをメキシコに移転させるため、最終的に600人となる組合員の解雇のうち、最初の277人に正式な解雇通知を渡した。組合は、経営が組合の交渉力を弱めるために非組合員の契約労働者を交渉団体に組み入れたことも、正式に告訴した。

 

昨年5月、モンデリーズは組合に、北米に生産ラインを新設するが、その投資をシカゴにするかメキシコのサリナスにするかまだ決定しないと述べた。また新設ラインがメキシコに設置されたらシカゴの600人の組合員は解雇され、さらに、BCTGMの組合員が年間4,600万ドルのコスト削減に応じても255名は解雇されると、モンデリーズはBCTGMの代表に伝えた。

 

組合はこのねじれた提案を拒否し、困難な今年の全国契約交渉を準備する最中、この解雇に反対している。

 

多くのIUF加盟組織がモンデリーズ・グローバル連帯声明(ック)に同意していて、IUFはこの声明を拡散させるよう、加盟組織に要請する。