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資産を剥奪するノマド・フーズによるフィンダス工場閉鎖と闘うスウェーデンの食品労働者たち

21.04.16 Urgent Action
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987スウェーデン食品労働組合(Livs)は、450人の労働者を失業に追いやり、工場に供給する何百万件もの農家に打撃を与えることになる、ブジュヴにあるフィンダス冷凍食品工場の閉鎖計画と闘っている。英国領バージン諸島に登記された投資企業のノマド・フーズのCEOが3月31日に工場を訪れ、全スタッフを集め、年末に工場を閉鎖すると発表するや否や帰国した。スウェーデンの首相は同社にスウェーデンを再度訪れ、政府と会合するよう要請し、Livsは同工場の操業継続を要請している。これらの要請を支持するメッセージをここから送ろう。

ノマド社はブランドの発掘とその資産の剥奪を目的とする投資会社として、2014年に設立された。そしてノマド・フーズ社となり、世界トップクラスの食品会社とブランドのポートフォリオ策定を専業とし、彼らの元プライベート・エクイティの所有者のせいで度重なる金融暴挙を行い、昨年、冷凍食品製造会社イグロ・グループとヨーロッパの食品企業フィンダスを買収した。即時利益に対する圧力が、同社全体の雇用と生活を脅かしている。そして世界中で利益を探し求める同社が現金を捻出するため、ついにスウェーデンにその斧を振り下ろそうとしている。

メッセージをここから送り、ブジュヴのフィンダス工場の閉鎖を阻止する闘いを支援しよう。

http://www.iuf.org/w/sites/default/files/Bjuvdemo.jpg

何千人もの労働者、市民、農家が49日、工場の操業維持を求めてブジュヴをデモ行進した。集会ではLivs及びナショナルセンターLOの代表者、労働大臣並びに市長らがスピーチを行った。