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ストライキを続けているインドのグラクソ・スミスクラインホーリックス工場の1,950人の労働者たち

21.06.16 News
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インドのグラクソ・スミスクライン(GSK)ホーリックス乳飲料工場で、IUF加盟組織である乳製品食品工場労働組合が会社の労働組合の権利への脅迫に抵抗するために、ストライキを続けている。インド北西部のプンジャブ州に位置するナブハにあるホーリックス工場での団体交渉は2015年9月に始まったが、経営が仕事を外注し、非正規労働者を正規労働者に変更することを拒否したため、すぐに行き詰ってしまった。

経営はこの行き詰まりに、23人の組合員の停職を含む、組合への一連の攻撃によって対応した。319日に地元の労働局による仲介によってGSKホーリックスの経営は23人の停職を取り消させたが、そのわずか2日後に会社は組合の委員長であるメワ・シンを停職させることによって、労働組合の弱体化をエスカレートさせた。

1,950人の労働者によるストライキは現在、16日目を迎えている。工場は閉鎖されたままで、組合員たちは組合の委員長の停職が解かれ、会社が誠実な団体交渉に応じるまで仕事には戻らないつもりである。

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