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フィリピン:マウント・マラヤット・ゴルフ&カントリークラブで勇敢な権利闘争が続く

04.07.16 News
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マウント・マラヤット・ゴルフ&カントリークラブでの組合の法的な承認を勝ち取ってから5年、経営側はいまだ組合と団体交渉権の順守を拒否している。過去2週間にわたるこのリゾートの外での活発な抗議行動により経営側を労働省による強制的な仲介へと引き込むことに成功した。

2010年、バタンガスのマウント・マラヤット・ゴルフ&カントリークラブの労働者たちはIUFの加盟組織であるホテル、レストラン、そして同リゾートの労働者たちの独立した全国組合であるNUWHRAINの支援を受けて、労働組合を組織した。翌年、組合は承認選挙を勝ち取り、団体交渉を行う組合の権利の法的な承認を獲得した。経営側はすべての労働者は派遣会社を通じて雇用した日雇い労働者であると虚位の報告をし、法的な異議申し立てをして反応した。経営側の行動はマウント・マラヤット・ゴルフ&カントリークラブの労働者による組合の組織化と団体交渉権へのアクセスを次の5年間、実質上拒否するものであった。

2015924日、NUWHRAINは最終的に組合の地位と団体交渉権を承認する法的な決定を手にしたが、組合は正式に法的な命令を2016年初頭にやっと受け取った。組合はすぐに経営側に団体交渉の提案を提示したが、経営側は再び、交渉を拒否した。これに対し組合は抗議活動を行い、611日に労働省が強制的な仲介を命令したため、抗議は終了した。

経営側は仲介に追い込まれたため、同リゾートの労働者たちはようやく組合承認への権利の勝利へと近づいた。

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