フィリピンのファストフード労働者が不安定労働と闘うため、新たな法律を求める

16 September 2016 News
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Philippines88

ファストフード労働者の生活賃金と雇用保障を求める継続的キャンペーンの一環として、レスペクト・ファストフード労働者同盟(RESPECT)はAPL-ユースと共に、若手労働者の不安定雇用に反対する闘争に焦点を絞り、8月12日の国際ユース・デーに向け、いくつかの活動を組織した。

SENTROの食品飲料労働者協議会を通じてIUFに加盟するRESPECTは彼らのファストフード組織化活動を、APL-ユースによるコミュニティー組織化並びに若手労働者を保護するための新法を求めるより広範なキャンペーンと結合させた。

不安定雇用の人権侵害及び経済的不公平と闘うために重要な法案は、IUF加盟組織NUWHRAINを含む労働組合の努力にもかかわらず、この10年以上フィリピン議会と上院で行き詰まっている。「在職期間の保障」に関する法案は、直接正規雇用を推進させ、外注化及び雇用の非正規化を厳しく制限する事になる。RESPECTとAPL-ユースは8月10日、この法案の可決を促進させるため上院議員と面会した。彼らはフィリピンの若手労働者の間に広がる危機として、「endo」(契約終了)の現象が広がっていることを強調した。

若手労働者たちはますます、たった3-5ヶ月の契約で雇用され、常に契約を更新させる努力をしなければならない。この「契約終了」に対する懸念は多大な不安を生むだけでなく、多くの場合、若手労働者が声を上げにくくしている。ファストフード労働者の「endo」は、組織的な賃金泥棒(残業代の強制未払い)と上司による不当な扱いに対し声を上げられない事を意味する。

8月12日、RESPECTとAPL-ユースは「在職期間の保障」法案の重要性に関する意識を向上させ、法律を可決させるための市民の圧力を強めるために、コミュニティーを基盤とした活動を組織した。