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イタリア発:拡大しつつある移民農園労働者の乱用に対する、組合の新たな試み

24 April 2017 Feature
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IUF加盟組織FLAI-CGILは、イタリアの農業における大規模な権利の乱用と闘う上で重要な組織化イニシアチブを導入した。「カポララート」(伊語でギャングマスター)の犯罪ネットワークによる脆弱な移民労働者の支配を崩していく手段を活用する予定だ。

就労者を派遣し規律を強化する職業紹介システムは、労働者が郊外の危険ないわゆるスラム街の環境で生活しており、また団体協約および法律で定められている最低賃金以下の報酬で危険な労働環境で働いていることを非難した。

Africanmigrantworkersettlement     アフリカ移民労働者の定住- フォッジャ市、リニャーノ・ガルガーニコ

Bulgarianmigrantworkersettlement
 ブルガリア移民労働者の定住 - フォッジャ市、ボルゴ・メッツァノネ



2009年度からスタートした「レッド・ゴールド」キャンペーンを継続し、献身的な手助けと支援を通じて、移民労働者および彼らのコミュニティーとの絆を構築してきた。

RomanianworkersSicily
  シチリアにて、ルーマニア人労働者との組合協議

Sikhworkersstrike
   ーク教徒労働者によるストライキへの組合支援- 2016 年4月、ラツィオ州にて

またFLAIFAI-CISLおよびUILA-UILと共同で、経営者、省庁と5つの地域当局との三者協約を実験的に締結した。その目標はこのギャングマスターを追放し、権利の保護を確実にする事である。この協約は、搾取にメスを入れるための恒久的な「円卓会議」を構築し、その手法は移民への適切な住居、無償の輸送、遠隔医療サービスおよび飲食料の支援を提供することである。同協約は、移民労働者の権利および法的保護に関する情報共有の開発をサポートし、言語学習やレクリエーション活動を提供していく予定である。 

更に新たな試みとして組合は、雇用主と共同で「農作業ネットワーク」を作り上げることを提案した。これは、国立社会保障機構のデジタルデータベースを就職斡旋に活用しようというもので、交渉された協約を尊重し、進行中の職場モニタリングを提供する。この様なインセンティブ・システムは、雇用主がネットワークを通じての採用を積極的に行うきっかけとなる


組合はまた、移民労働者を勧誘し、搾取するギャングマスターに対し、苛酷な罰を設定した、法案文書を策定した。実刑は懲役8年および罰金が課される。当法案は、下院議会を通過中である。