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IUF加工食品部門会議
06.07.17 News
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2017年6月26-27日、11ヶ国からのIUF加盟組織がシカゴに集まり、新たに提案されたIUFの新規部門を通じ、食品加工部門での組織化、交渉を目的とした共同取組みの開発が開始された。売上成長に苦戦する食品加工企業がより多額な収益を求めるにつれ、永久リストラ、攻撃的なコスト削減、そして未公開株式投資会社特有の金融工学を活用し、労働者に対する圧力は増している。競争圧力の激化と金融化の増加は、食品加工労働者を脆弱性の高い環境に置くことになる。機械化の加速により、恒常的な不安が生じている。
IUFによる食品加工産業と、その複数の最大手企業の実態に関するプレゼン報告に加え、北米UFCWは、安全衛生を組織化ツールとして活用するアプローチについてのプレゼンを行い、またBCTGMは、幅広い国際的な取組みの一環として米国のモンデリーズにおける雇用の質を守るキャンペーンの近況を加盟組織に報告した。
会議では、IUF食品加工部門の設立が第27回IUF総会に提案されることが承認された。同部門の目的は、食品加工産業における安全、安心と良い賃金の仕事への闘いに向けた国際支援の構築である。
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