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米国農業労働者の組織化する権利を守ろう!

04.08.17 Urgent Action
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最新進捗:ノースカロライナ州のクーパー知事は、713日に農地法S615号に署名した。これにより、同州での人権拒否が合法化された。FLOC 農業労働者組織委員会は、この法令に対し闘い、同州の農業労働者の労働および生活環境を改善するために組織化を進めることを宣誓した。

米国の南地域での昨今の農業労働者による勝利の後、ノースカロライナの州議会議員に選出された農場主は、彼ら自身の農地で働いている農業者に対し、賃金や労働環境の改善に向けた組織化を、議会の権力を使って阻止しようとしている。

 

628日、ノースカロライナ州総会では、農地法S615号がいかなる議論もなく可決された。同法は、農業労働者による組合員からの組合費のチェックオフを違法とし、彼らが労働契協約書を得ることを困難にし、そして農業労働者が獲得している進歩に歯止めをかけようとするものである。また同法では、農業労働者が賃金や労働基準の妨害の法的解決の一環として、栽培家に加盟組合との誓約に署名を求めることが違法となるのである!

 

米国の農業労働者は、全国労働関係法をはじめその他最低賃金、児童労働、労災補償法等の労働者を守る制度から除外されている。しかしながら、農業労働者組織委員会(FLOC)による奮闘を介し、農業労働者は労働協約を勝ち取った。これには、賃金向上、職の安定と労働環境の改善が含まれる。採択された法律は、この前進を逆もどりさせている。