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スペイン:政府によるストライキ権への攻撃が続く中、労働組合活動家が有罪判決を受ける
31.08.17 News
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スペイン政府は、基本的人権であるストライキ権に対し攻撃を続けている。2012年3月29日のゼネストの最中、マドリッドで平和的な情報活動的ピケに参加していた2名のUGT組合代表者に、6月17日、同市の刑事裁判所は有罪判決を下した(エアバス8とストライキ権:未解決事項」を参照)。 ルーベン・ランズさんとマニュエル・ノガレスさんは、ラホイ政権が復活させたフランコ時代の法律の名残である刑事法第315.3条の下、マドリッド刑事裁判所から有罪判決を受け、それぞれ1,825ユーロの罰金を命じられた。
国の検事が要求した7年の「懲戒」禁固刑は課せられなかったが、この有罪判決は基本的人権を攻撃するファシスト時代の弾圧的な法律の使用を認めるものである。組合はこの判決並びに罰金を上訴する予定だ。この法律が刑事法に留まる事は、スペインがコミットしたはずの国際的人権を明らかに侵害している事になる。