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IUFとITFが航空ケータリングにおける権利の保護と基準を向上させるために協働

08.12.17 News
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IUFと国際運輸労連(ITF)は航空ケータリングの基準を向上させる準備のため、111516日にアメリカのバルチモアで国際労働組合会議を共同で開催した。アメリカの加盟組織、ユナイト・ヒアとIBT(チームスターズ)がこの会議を主催し、ユナイト・ヒアのD.テイラー会長(写真)が挨拶を述べた。

アメリカ各地から出席した組合活動家はエアラインの厨房とケータリングのロジスティックスにおける賃金、雇用保障および安全衛生を改善させるための闘争について報告し、また航空ケータリングの二大グローバル企業であるLSGスカイシェフとゲート・グルメに対するキャンペーンを通じて連帯を築く努力についても述べた。アメリカに拠点を置くその他の航空関連組合は、このセクターの賃金を向上させるために契約入札で十分な資金を拠出するよう航空企業を説得するなど、支援を誓った。

アルゼンチン、デンマーク、オランダ、イギリス、インドおよびニュージーランドのIUFITFの加盟組織は、LSGスカイシェフとゲート・グルメ内の組合を国際レベルで連携させるため、アメリカの組合とともに参加した。国際レベルの航空ケータリング組合連合の設立には、より広範な加盟組織の参加が求められる。

IUFはこのアメリカの連携キャンペーンに対する支援を誓い、北米以外にこのキャンペーンを拡大するため組織化の原則を策定する予定である。