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ビルマ:アウン・サン・スーチー釈放は、制裁解除の理由にならない

2 December 2010 News
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11月13日にアウン・サン・スーチー女史が7年間の自宅監禁から解放された。IUFはこれを歓迎するとともにビルマにおける基本的な労働組合権、労働者の権利、人権の抑圧が続く限り、制裁継続を求める。

 

過去21年のうち15年間を拘禁された民主派指導者の釈放は、新憲法の下で行われた見せかけの選挙の1週間後に起こった。新憲法は議会定員の4分の1を軍人に割り当て、基本的民主権をほとんど否定するものである。

 

アウン・サン・スーチーは、釈放されたが、2千名を超える人々がまだ拘留されている。民主派学生活動家、仏僧、労働組合活動家が大規模な抑圧的な法律によって逮捕された。これらの法律には、5名あるいはそれ以上の人数の活動を禁止する悪名高い2/88指令も含まれる。この抑圧的政権の中心は、独立労組の禁止令だが、1988年に初めて布かれたものだ。ITUC、グローバルユニオンフェデレーション、ILOの要請にもかかわらず、未だにこの禁止令が続けられている。

 

過去19年間ビルマ労働組合連合(FTUB)は軍事政権によって非合法組織と宣言され、FTUBの組合員は、労働者と労働組合の権利の擁護のために逮捕や投獄に直面させれれた。組合活動家が反逆罪に問われ、死刑となったケースもある。

 

労働組合と労働者の基本的な権利の否認と広範囲に亘る体系的な強制労働の使用により、ILOは、この組織の歴史上始めて、ILO規約33条に基づき2000年11月にビルマに制裁を発動した。

 

日曜日の釈放のすぐ後に、アウン・サン・スーチーは、ビルマで政治的な抑圧が続き、言論の自由が否定されていることを弾劾した。言論と結社の自由の否認、労働組合活動家の拘禁、強制労働使用の継続がまさにビルマに対する制裁を継続し徹底実施すべき理由である。