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インドネシア:BMI組合幹部が茶番裁判で有罪に、組合は経営の組織的賃金及び給付の侵害の刑事責任を追及

16.10.19 News
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インドネシアのランプンにある水産加工業者ブミ・メナラ・インテルヌサ(BMI)のSPBMI労働組合の書記長である レニ・デスミリアの裁判は、彼女の有罪判決と減刑に終わった。BMIは、彼女が8年以上前に、偽の高校卒業証書をもって臨時雇用労働者の職に応募したという理由で6年間収監されることを求めていた。同社は、レニが、加入を義務付けられた従業員健康保険制度に組合員を加入させた後に訴訟を起こした。

悪名高い腐敗した法制度により彼女は予想通り有罪となったが、地元や国、国際レベルでのキャンペーンに直面し、刑期は4か月に減刑された。彼女は今週釈放され、家族と再会することになっている。

アクア・スターやチキン・オブ・ザ・シー等の主な水産加工業者に供給しているBMIは、IUF加盟の独立系食品加工組合連盟SPBMMと法的支援財団LBHによって提起された刑事責任に直面している。裁判でのBMI経営による証人喚問は、体系的な賃金泥棒や最低賃金を下回る給与の支払い、非正規雇用の組織的侵害、必須の給付の不履行を露呈した。組合員によって提示された証言や証拠は、刑事訴訟の裏付けとなった。BMIの法人顧客は今、最上位のサプライヤー側で何年にも渡る犯罪の雇用慣行をどうして見つけられなかったのか説明しなければならない。

組合は、延々と続く彼らの闘争を支えてくれた世界中の何千人もの労働者の権利擁護者に心から感謝した。