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バングラディシュ:権利を求めて闘うペルフェッティ・ヴァン・メッレの労働者の抗議は続く

31.03.20 News
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ガジプールにあるペルフェッティ・ヴァン・メッレ(PvM)工場の労働者は、工場において連日抗議を繰り返し、団体交渉権を求める闘いを続けている。彼らの組合が法的に承認されてから1年以上が経過し、オランダを拠点とするメントスとチュパチャップスのメーカーの現地経営は、賃金や休暇などの基本的な条件を一方的に設定することを強く求めている。

2020年3月4日にPvMアジア太平洋地域の委員長がガジプール工場を訪問した時の抗議の写真

ガジプールのPvM工場労働者は、組合を結成したときに経営の大いなる抵抗に打ち勝つために奮闘し、2019年の初めに最終的に政府から団体交渉の法的な地位を獲得した。交渉で彼らが要求したのは、基本的な雇用条件を定めた労働協約のための交渉や多くの外部委託契約労働者の無期雇用、工場における児童労働を止めることであった。それに応じて、児童を含む契約労働者を派遣する請負業者、ラハト・コーポレーションによって組織された暴漢は、職場において組合員に組織的な攻撃を仕掛けてきた。20人以上の暴漢が工場に立ち入り、組合員をバットや木の棒で殴り脅迫したとき、PvMの経営は傍に立っているだけであった。組合の団体交渉権への経営の継続的な侵害により、労働協約の交渉は進んでいない。

 

2019年8月の時点で、25人の児童が工場で働いていた。IUFがこの搾取を暴露したとき、児童たちは姿を消した。その一部は近くの工場で働いているのが見つかった。PvMは、児童に対する危害を是正する適切な措置についての話し合いを拒否している。

 

PvMの組合とIUFは、ガジプール労働者の権利が完全に尊重されるよう努めている。PvMは、工場で進行中の人権侵害に責任を負い、労働組合の団体交渉権を尊重しなければならない。同社は「1958年以来、チュパチャップスはあらゆる年齢の子供たちに幸せをもたらしてきた」と述べている。児童労働者に対する危害を是正するための協調行動が必要とされている。

 

 

 

 

 

 


 

2020年3月4日にPvMアジア太平洋地域委員長が工場を訪れたときの抗議の他の写真

 

 

 

 

工場前で2020年3月9日に行われた抗議

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年3月11日のデモ

 

 

 

 

 

 

 

 


2020年3月13日のデモ