ロサンゼルスのAFL-CIO大会の期間中、9月8日の式典で、国際家事労働者ネットワーク(IDWN)が2013年度のミーニー・カークランド人権賞を受賞した。リチャード・トラムカAFL-CIO会長は、IDWNが家事労働者を組織化し、その権利を世界に認めさせた感動的かつ革新的活動を大いに称えた。
IDWNのマートル・ウィットブーイ会長は、エリザベス・タン書記長、インドネシアのサユティ運営委員、そしてIDWN結成メンバーのひとつである全米家事労働者同盟(NDWA)の代表団と共に出席した。
マートル・ウィットブーイ会長はスピーチで、「アパルトヘイト時代の南アフリカで若い家事労働者だった頃、1人で奥の部屋に座り夢を見ていた。それから46年の時を経て、私たち全家事労働者の共通の夢がILO条約第189号として叶った。でも、これが机上の空論で、全ての家事労働者にとって現実のものにならない限り、闘争を続けなくてはならない。家事労働者を奴隷制度から解放するためのこの闘争には、労働運動に関わる全ての人々が必要だ。お給料を奥様に感謝する時代は終わった。私たちは、給料を自分で稼いだのだ!」と述べた。
トラムカ会長は、米国全州で家事労働者の労働権のために闘うという彼女の挑戦を受け入れ、この闘争でNDWA及びIDWNと共に闘うことは光栄だと述べた。
式典のスピーチを聞くにはここをクリック [1]。
アフリカ地域ネットワーク [2]立ち上げの記事は、IDWNのホームページ [3]で。