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パキスタン:カビールワラ・ネスレで、組合が臨時労働者に何百もの常用雇用職を勝ち取る

05.06.12 News
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パキスタンで協定が結ばれ、その結果、ネスレカビールワラ乳業工場の何百名もの臨時雇用労働者が常用雇用になる。やっと長期に亘る困難な対立が解決した。何年にも亘る不安定雇用が終了し、何百名もの労働者は、初めて雇用保障を享受するだけでなく、労働組合権を行使できるようになる。

カビールワラ工場で契約労働者として7年間働いたネスレカビールワラ労働者行動委員会の委員長アシュファック・ブットは、「彼らは、私たちはネスレに働いていないと言った。しかし今この協定で、私たちはネスレに働いていることが認められ、初めて常用労働者として工場に行ける」と言った。

契約労働者として10年間働き、行動委員会の委員でもあるシャカワットは、「最初に、常用雇用を要求した時、皆は、私たちを世間知らずと言い、そんなことは不可能だと言った。しかし、食品飲料タバコ全国労連(NFFTBW)とIUFが私たちを支援してくれ、今その不可能を成し遂げた」と言った。