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グローバル・ユニリーバ会議で権利に関する議題が拡大/引き続き不安定雇用を後退させなければならない

17.03.13 News
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IUFとユニリーバの関係で厳しい対立が際立ったが、労使会議のプロセスが具体的な結果を生んだ。本会議の前日、IUFとインドネシア、スバングのユニリーバ・ケカップ・バンゴのメンバーたちは、長期間にわたる闘争を経て、臨時雇用と契約労働者に600以上の新規の直接常用雇用を確保した。
この会議に両者が異なる要求と期待を持って臨んだので、緊張は避けられなかった。会議では、より広く深い議題が扱われたが、それは、前向きで、他の多国籍企業の模範になるものだった。
IUFからロン・オズワルド書記長、IUF加盟労組代表、本部・地域書記局の代表、及びインダストリオールの代表たちは、3月5日にロンドンでユニリーバ本社および地域の経営陣と会合し、主要な問題に関して話し合いを継続した。中核的な問題は、依然として労働組合権で、この権利の否定が時として厳しい対立に波及する恐れがあるものの、議題は不安定雇用と、生産の外注化、ジェンダー平等と国際的安全衛生政策にまで広げられた。
IUF加盟労組ケカップ・バンゴ独立労組のメンバーが、オランダのFNV Bondgenotenのストライキと抗議行動に連帯を表明。オランダでは、組合がソデクソに下請けに出される労働者に公正な移籍条件を要求している。