Home

フィジー:観光労働者、自らの権利を擁護

18.08.13 News
Printer-friendly version

IUF加盟のフィジー全国接客ケータリング観光産業労組(NUHCTIE)によると、フィジーの観光部門の経営者は同国の抑圧的な政治環境を利用して、組合承認を取り消し、団体交渉を難しくしようとしている。アコーなどの国際ホテルチェーンは、不安定雇用を増加させるために軍独裁政権による組合抑圧を利用している。

フィジーのホテル産業は、国内経済の主要な稼ぎ頭であるにもかかわらず、大半の労働者は十分な労働時間を得られず、その結果、貧困ライン以下の賃金になっている。ほとんどのホテルで、労働者はパートタイムとして雇用され、定年退職や自己都合退職した労働者は臨時雇用労働者に置き換えられている。

IUFアジア太平洋地域委員会は、フィジー労働者と組合のために、民主主義と労働者の全面的な権利の復活を要求する新たな抗議行動で支援活動を強化させることに合意している。

IUFは、民主主義と労働者の権利を復活させるための『デスティネーション・フィジー』キャンペーンを全面的に支援する。