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ホテル労働者がサービス料の剥奪に抗議

18.03.15 News
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マレーシアのIUF加盟組織NUHBRWのメンバーらは、労働協約からサービス料の権利をはく奪しようとする経営の試みに反発し、3月12日、クアラルンプールのグランド・ミレニアムで抗議行動を行った。ホテルはサービス料を新法定最低賃金の引き上げに用い、残った分を保有しようとしている。

 

このシステムを新たな労働協約に導入させようとけん引しているのは香港に本社のあるシャングリ・ラ・ホテルで、他のホテルに追随させようとロビー活動を行ってきた。これは、貧困ライン以上に労働者の賃金を押し上げるために制定された最低賃金法からホテル使用者が利益を得ることを可能にする。

 GrandMilleniumprotest

NUHBRWはサービス料の分配保持に成功し、いくつかの協約で賃上げも確保したが、シャングリ・ラの圧力により、ほとんどのホテルが交渉で行き詰まっており、訴訟に入る羽目になっている。