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パーム油:国際労働組合会議が緊急一時禁止の必要性を語る

24.03.15 News
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Iアジア、アフリカ及びラテン・アメリカのパーム油農園労働者を組織するIUF加盟組織が、セクターのIUF活動の戦略と計画を開発するため、201531213日にボゴタで会合した。

IUFのグローバル砂糖・パーム油コーディネーター、ホルヘ・チュレンは参加者に、スーパーで売られている商品の2つに1つがパーム油を使用していると指摘した。そして地域のパーム油生産について詳しく述べ、多国籍企業の影響を検証した(背景説明はこちらから)。

会議の冒頭に、IUFラテン・アメリカ地域がアルバ・スドや他と共に制作した「バヨ・アグアン:土地を求める叫び」が上映された。この映画は、ホンデュラスで新たなパーム油農園を建設するために起きた暴力、収用及び地域社会の強制退去、そして継続される権利を守る闘いを明らかにしている

Palmharvest

パーム油労働者は、有毒な除草剤パラコートへの曝露や筋骨格障害及び果実の落下による怪我を含む、深刻な安全衛生の危険にもさらされている。

この会議は、「持続不可能なパーム油農園の拡大に緊急一時禁止の必要性」を決議で承認した。書記局は、パーム油農園の土地争奪と闘うホンデュラスの地域社会に支援メッセージを送るよう託された。活動計画は、特に不安定労働及び外注化と闘い、賃金を改善させ生活賃金を勝ち取り、職場の安全衛生を向上させ、パラコートの世界的禁止を獲得するために、パーム油農園の労働者の組織化とより良い代表性を提案する。

またもう一つの決議で、パーム油労働者を含むメンバーシップを有するコロンビアのIUF加盟組織SINTRAINGAGOのリーダーシップに対する最近の攻撃を非難し、暴力と不安に直面するコロンビアの全労働組合活動家に連帯を表明した。