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ウズベキスタン:綿花の強制労働を記録したため権利活動家が殴打され拘束された時、世界銀行は声を上げるべきだ

18 November 2015 Urgent Action
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957ウズベキスタン政府は、綿花収穫における大規模な強制労働を記録する人権擁護者の厳しい取り締まりを続けている。近年、ウズベキスタン当局は綿花畑での強制児童労働に対する国際批判を逸らすため、成人の強制労働に置き換えている。ウズベキスタンの農業の「近代化」に出資している世界銀行は、強制労働の存在を監視する立場にある。この取り締まりを見の前にし、彼らは何をしているのだ?世界銀行にここからメッセージを送ろう!

ヒューマン・ライツ・ウォッチは次のように述べる:「何年も同政府は、綿花の摘み取りに子ども、教師、医療従事者、大学生、公務員を含む何百万人以上の人々の強制労働に毎年頼ってきた。また人々を畑に駆り出すため、仕事や社会保障、設備の喪失や除名の嫌がらせや恐喝、さらには迫害の恐れを含む圧政を行っている」。

ウズベキスタン政府と世界銀行との協定の一環で、ILOは児童労働と強制労働を禁止する条約の順守を監視している。世界銀行は強制労働がプロジェクト地区で確認されたら、農業のための45,000USドル以上の資金を撤回すると誓った。

919日、警察は、タシュケント地域で綿花を摘み取っていた労働者の写真撮影と聞き取りをしたとの理由で、ウズベキスタンのヒューマン・ライツ同盟の責任者、エレナ・ウラエヴァさんを彼女の夫と小さい息子と共に逮捕した。警察が写真を押収した後、彼らは釈放された。ウラエヴァさんはこの4カ月間に少なくとも4回拘束され、過去10年間に定期的に嫌がらせを受けている。今年の5月、ウラエヴァさんは教育及び医療関係労働者の綿花作業への強制動員を記録したため、警察に薬を飲まされ尋問を受け、残忍な扱いを受けた。警察が押収したものの中にはILO条約のファクトシートもあった。2日後、政府の役人に綿花畑に送られるバスいっぱいの人々の記録を撮ったとして、もう一人の権利活動家、ディミトリー・ティコノフさんが警察に拘束された。

「エレナ・ウラエヴァさんとディミトリー・ティコノフさんは、ウズベキスタンの何百万人もの労働者の権利のために立ち上がっている。ILO及び世界銀行をはじめ、ウズベキスタンの国際パートナーは彼らのために立ち上がり、平和的な活動家に対し残忍な扱いを続けることは深刻な結果をもたらすと、ウズベキスタン政府にメッセージを送る必要がある」とヒューマン・ライツ・ウォッチは語る。

世界銀行のジム・ヨン・キム会長と綿花プロジェクトに関わる担当者にここからメッセージを送り、世界銀行が監視しているはずの不正を記録したために勇敢な権利擁護者が迫害された時、声を上げる義務を彼らは負っていると伝えよう!