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シーフード・エキスポ・グローバルで国際組合運動が活発化

23.05.16 News
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4月26日~28日までベルギーのブリュッセルで開催された年次シーフード・エキスポ・グローバルで、組合は業界に広まっている悪しき慣習を浮き彫りにし、水産業界労働者の権利を守るために行動を起こした。シーフード・エキスポ・グローバルは水産業最大の国際取引プラットフォームである。

 

2015年、国際連合であるIUFとITF、彼らの欧州の地域組織であるEFFATとETF、そして彼らのベルギーの加盟組織は、フィリピンのジェネラル・サントスにあるシトラ・ミナ社(Philfresh)の解雇された組合メンバーを支援するために、このエキスポのゲートで行動を起こした。今年は行動をさらに拡大させ、シトラ・ミラ/Philfreshに加えて、ドーハ/アベイロ・オブ・モロッコを含む、労働者の権利を侵害している企業と話し合うために、ベルギー、デンマーク、イタリア、ノルウェー、そしてイギリスから組合の代表者が集まり、アイスランディック・グループに組合の手紙を渡すことになっている。


BrusselsSeafoodAction2016

 組合活動家は産業界で行われている人権侵害への関心を高めるためにゲートの前でピケを張り、チラシを配った。


426日、IUF/EFFATITF/ETFの代表団は、欧州委員会と面会し、製品をEU諸国に輸出している会社に対し、労働者の組合結成の権利から彼らの雇用状況の交渉を含む基本的な人権を尊重することを確実にする企業特有のメカニズムがEU法に緊急に必要だと強調した。