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アフリカの農園と農業労働者の労働組合がEUに対し、グリホサード剤の承認更新の阻止を求める

23.05.16 News
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カメルーン、エチオピア、リベリア、マラウィ、ナイジェリア、ザンビアのアフリカ6ヶ国のIUF加盟組織は、EUにおけるグリホサード剤の承認更新を阻止させるためのキャンペーンに支援を申し出た。EU諸国の元首、及び関連EU機関との対話において、組合のメンバーたちは、防護服、適切な化学ラベル、訓練、労働査察がない状況が横行する中、直面する農薬のリスクを指摘した。

 

何年にわたり、組合は総合的な害虫管理や農業生態学的な農業技術の使用の奨励を通じて、状況を改善させ、農薬の使用を減少させるために、使用者や政府と対立してきた。

しかし結果は不十分で、労働者は無差別な農薬使用の影響に苦しみ続け、また多くの農業労働者は彼らが働いている場所で生活しており、そこは農薬で汚染され、飲料水もないという事実がより深刻な状況にしている。

 

サトウキビの成熟を早めるために除草剤が使用されていることから、砂糖労働者は特に深刻で、無差別なグリホサード剤の散布にさらされている。

 

組合は、この承認によりグリホサード剤や他の農薬を禁止・制限するための長年の努力が後退すると確信しており、委員会にグリホサード剤の使用の禁止を実行するように促してきたが、それができないようであれば、最低限として、重要な規制と7年に限定した承認更新を求めていた欧州議会の413日の決議を尊重するように主張している。