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即時カーギルの14名を復職させよ!

26.06.18 News
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ブルサ県オルハンガズィにあるカーギル・トルコで組合を結成しようとしていた14名の組合活動家が、2018417日に不当解雇された。彼らの解雇は、同じくブルサ県オルハンガズィで組合を作ろうとしていた7名の労働者たちが組合活動を理由に解雇されたのに続くもので、その7名は2015年裁判で勝訴した。しかしこの勝訴にもかかわらず、カーギルは組合設立を防止する同社の常とう手段として、労働者を復職させるのではなく、単に罰金を支払う選択をした。

Cargill

カーギルが行っているこれら全ての解雇は、労働者の結社の自由、組織化及び団体交渉の権利を保護するILOの基本的条約第87号及び98号に違反している。またOECDの多国籍企業ガイドラインも真っ向から侵害している。このガイドラインは、労働組合に代表される従業員たちの権利を遵守し、ILO条約第87号及び98号を参照する企業の責任を明確に述べている。

世界中のIUF加盟組織がカーギルにメッセージを送り、結社の自由の権利を行使したことで解雇になったトルコの14名の労働者に対する支援を表明した。IUFと加盟組織はトルコのカーギルで明確な解決が出るまで行動を継続していく。