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世界中のファストフード労働者が自らの権利のために立ち上がる

17.10.18 Feature
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世界中のファストフード労働者たちが、IUFの世界ファストフード労働者デーである104日に立ち上がり、権利と承認を求める闘いの決意を示した。世界各地で労働者と組合はストライキと集会を開き、適正な賃金と条件並びに組合承認の闘いで相互の連帯と支援を示した。

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アメリカでは104日、シカゴのファストフード労働者たちがマクドナルド本社の外でストライキと集会を実施し、およそ50名の抗議者たちが逮捕された。ミルウォーキーでも労働者たちが混雑するランチタイムにマクドナルドの店舗を閉鎖し、仕事を放棄した。彼らの行動は2日前にフリントとデトロイトでのマクドナルド労働者たちによるボイコットに続くもので、これらの都市でもデモ参加者の逮捕者が出ていた。

FastFoodDay2

FastFoodDay1

イギリスではマクドナルドとTGIフライデーの店舗やウェザースプーン・パブがストライキと集会を行い、これにストライキ中のウーバー・イーツとデリバル―の配達会社も加わった。労働党の陰の大臣ジョン・マクドネル氏も組合のピケと、ロンドンのレスター・スクウェアでの集会に参加した。

香港、インドネシア、フィリピンをはじめIUFのアジア太平洋地域の加盟組織はファストフード労働者の権利を求めるグローバルな闘いに支援を示す一方、スペインの労働組合活動家とバーガーキングの労働者たちは、組合員と活動家の直近の解雇に反対を表明した。

1034日、アルゼンチン、バルバドス、ベルギー、ブラジル、カナダ、アメリカ、コロンビア、フランス、ドイツ、インドネシア、イタリア、ニュージーランド(skype経由)、スペイン、タイ、およびノルディックHRCT組合に組織化されたIUFの北欧の加盟組織のファストフード労働者を代表するIUF加盟組合は、「青年のディセーント・ジョブに関するグローバル・イニシアティブ」をやり遂げた。

また、ロンドンでIUFが開催した世界ファストフード組合の会議では経験と戦略を共有した。参加者たちはロンドンの集会に参加し、アメリカの各都市にあるマリオット・ホテルでのストライキの拡大への支持を表明し、ILOが提案するマクドナルドとの「パートナーシップ」への反対を確認した。