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フード・デー2018:「遺伝子ドライブ」技術を中止するよう世界中で呼びかける

25.10.18 News
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IUF2018年のワールド・フード・デーに200以上の組織及び食品の権利擁護者に加わり、世界中の動植物と昆虫を通じて遺伝子変化を推し進めるよう設計された遺伝子工学である「遺伝子ドライブ」の使用を中止するよう要請した。適用と影響は限定されると主張されていた以前の遺伝子操作技術(この主張は誤りだったと証明されている)とは異なり、遺伝子ドライブは、自己絶滅や変異のために全種を故意に狙っている。この技術は、生物多様性とバイオセーフティー、食料生産者の生活及び食料に対する人権の実現を脅かすものである。

 

「遺伝子ドライブ」に関する公の討論は、遺伝子操作された蚊の導入など主に公衆衛生に関するものに限られている一方、ETCグループとハインリヒ・ベル財団による新たな報告書「農業の強要」は、食品及び農業における商業的適用のための技術を開発する隠れた取り組みの現状を曝露している。

11月に開催される国連生物多様性会議は生物多様性条約の署名国を一堂に会し、遺伝子ドライブ技術を管理する実行可能な方策を協議することになっている。

世界レベルの要請と上記報告書は ここから入手可能。