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世界中のファストフード労働者が彼らの権利を求めて共闘する

16.05.14 News
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ファストフード労働者は、不安定労働、低賃金及び組合組織に対する激しい反対という、世界的に共通の問題に直面している。ほんの一握りの巨大多国籍企業がビジネスを支配しているので、世界中の何百万人ものファストフード労働者の労働条件を変えるためには、労働者と組合が国際的に協働するのは当然である。ニューヨークで556日、IUF主催で開催された国際ファストフード労働者会議には、国際的なファストフード組合ネットワークの構築の一環として、26ヵ国から80人以上の労働者及び組合の代表が集まった。 

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57日、参加者はマンハッタンのマクドナルド店の前に集まり、ファストフード巨大企業マクドナルドに、世界中の労働者の賃金を上げ労働者の権利を尊重するよう要請するレターを渡した。また、時給15ドルと、報復を受けずに組合を結成する権利の要請を支持するため、515日に全米のファストフード店の前でストライキを実施すると発表した。IUFメンバーは世界の数十か国でこの支援と抗議行動を計画している。

IUFのロン・オズワルド書記長は次のように述べた。「最近労働者が動員しているグロバール・ファストフード産業で、アメリカの時給15ドル闘争が世界の労働者の注目を集めている。これは刺激をさらに与え、賃金と権利の向上を求める闘争を国際的に結び付けた。これは前例のない国際ファストフード労働者の運動の始まりにすぎず、高収益を上げているこのグローバル産業は注視するべきである」。